昔から夢見がちで、妄想好きだったわたしは「ご主人様」という言葉にドキドキして、ついにIさんに会うことを決めたのでした。
決め手はやっぱり何度も丁寧にメールのやりとりを重ねたことだと思います。
<Iさんデータ>
①40代半ば。結構有名な大企業勤め。
②中学生のお子さん1人、奥さんとはセックスレスでSM関係は無し
③好きなプレイは羞恥、アナル、玩具
④好みはすぐ濡れる従順で童顔な女性
⑤小さい胸が好き
待ち合わせは夫の帰りが遅い日の18:00。N公園の駐車場の屋上で。車種などが全くわからない私のために、I様は車のそばに立ってくれていました。
遠くからこっそりとどんな人かを伺っていたんだけど、遮蔽物が何もない駐車場だったので、あっさり見つかりました(^^;)
「唯さん?始めまして。」
Iさんは痩せ型で、メガネをかけてました。少しだけ神経質そうな人にみえました。
「あ、あの、はじめまして。。。あの、わたし。。。」
恥ずかしさと緊張と不安で下を向きっぱなしの私をIさんは車内へと促しました。
この時はじめて、(あ、わたしなんてことしてるんだろう!犯罪に巻き込まれるかもしれない!)と今更危機感を感じました。時すでに遅しなんだけど(><)
硬直して動けないわたしの腰にIさんは優しく腕をまわし、なれた手つきで後部座席に座らせました。大げさだけど、正直殺されることも覚悟したんです。
出会い系に慣れた人から笑われるかもしれないけど、この時のわたしは本当にそう思ったんですよ。。。そんな警戒心と絶望感で放心しているわたしの緊張を察して、Iさんは色々とお話をしてくれました。
自分のこと、家族構成や会社名、なぜ出会い系サイトにいるか、などなど。
簡単に言うと家庭は円満なんだけど、奥さんと身体の相性があわず、セックスレスであること、自分がSMの性癖があることを言えないまま十何年も結婚生活をしていること。
だから、出会い系サイトでパートナーを作って、お互いが満足できる関係を作り上げたいといったことでした。
あ、なんだかわたしと似てるなぁと感じて少しわたしの緊張はほぐれました。それからは普通にしばらくお話をしました。
そして、すこしずつ男性経験などのエッチな話に移行していきました。わたしはバカがつくほど正直なところがあるので、聞かれたことは全部話しました。危ないですよね~(^^;)
結婚前に、車内・玩具・野外・イラマチオの経験はわずかながらあったので、それを話すとIさんの目つきが変わりました。
優しく優しく、すこしずつIさんはわたしの太ももに手を置き、スカートのすそをまくりあげていきました。
「あっ。。。あの。。。」
恐怖と緊張と恥ずかしさでわたしはまた硬直しました。
「怖がらなくていいから。。。少しは期待してきたでしょう?どんなのが感じるのか、少し試してみようか。。。」
そう言うとIさんは、わたしの内股に手をすべらせて、びっくりするくらいあざやかにわたしの体を窓側にピタリとはりつくようにひっくりかえしたんです。
「痛いことはしないから、大きな声をだしちゃだめだよ」
もうこうなったら、どうしようもなく、とにかく怒らせないようにわたしはフルフルと頷きました。
窓ガラスに両手を押し付け、腰を持ち上げられた格好にされたわたしは、もう暗い時間とはいえ、人が来るのではないかとヒヤヒヤしながら、じっとしていました。
(怖い。。。けど、どうして?このドキドキは怖いだけじゃないような気がする。。。Iさんの優しい口調に従うのが何だか気持ちいい。。。)
「あっ?!」
突然すっと、内股から下着のラインまで優しくなであげられました。怖かった。だけど、その瞬間自分の大切なところが濡れたのがわかりました(*ノノ)
Iさんは優しく内股をなで続けました。だけど、肝心なところを触れられることはなく、何度も何度もぎりぎりのところでとめられました。
(あ。。。いや。。。何これ。。。切ない。。。)
経験人数は少なくはなかったものの、たっぷりと前戯をしてもらった経験のなかったわたしはそれだけで、濡れて体が火照ってることに戸惑いを感じました。ましてや、いつ人に見つかるかもわからない車内で。。。
「う。。。ふっ。。。」
「うん、敏感だね。。。とてもよい反応だよ。」
そう言われて、わたしの熱はさらに体の中心へと集まり。。。
「――――――?!あ!」
突然、Iさんの細くて長い指が私の硬いところをこすりあげました。じたばたと狼狽するわたしの両手を後手に掴み、すでに潤っている部分を執拗に愛撫されてしまいました。
まるでお漏らしをしてしまったかのように濡れてしまい、わたしは振り向くことができませんでした。
そして、Iさんの指は私の核を強くこすり上げて。。。
「っぅ、ひっ。。。あっ。。。あ—!」
わたしは恋愛感情ももたない初対面の相手にあっけなく果ててしまったんです。